第89話 ミッド襲撃
[3/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「あっ、夜美!!レイ居た?」
そんな中、夜美が星とライの元へ飛んできた。
「どうでした?」
「管理局の方でも同じようになっていた………一体何が起こっているのだ?」
「分からないです………」
夜美の問いに険しい顔で答える星。
既に他の所でも町の中で戦闘があちこち起きている。
「これ、本当にシャイデが起こしてる事なの?」
「分かりません、ですけどこの状態をほおっておくわけいきませんね………」
「そうだな」
「だね」
3人は顔を見合わせ頷き、地上に降りて今だ被害を及ぼしてる相手に向かったのだった………
「スピニングターン!」
エリアルボードに乗りながら横に回転し、向かってきた女を弾き飛ばすウェンディ。
相手は公園の茂みに槍を持ったまま突っ込んでいった。
「ウェンディ!戦闘不能にはしないで!!しちゃうと爆発しちゃうから!!」
「簡単に言ってくれるっスね!!」
右後方から斬りかかってきた女を上に一回転して避け、そのままボードの先で吹っ飛ばした。
「セイン、まだっスか!?」
「………OK!!みんな逃げ出したよ!!」
「ならばこっちの勝ちっス!!ドクターに強化してもらったこのボード、エリアルボードスペック2の恐ろしさを見せてやるっス!!」
そう宣言するとエリアルボードの横から発射口の様な物が現れる。
「レーザーの雨、喰らえっス!!」
ウェンディの掛け声と共に、そこから細いレーザーが発射され、吹っ飛ばされた女二人に向かっていく。
2人は逃げようと2手に分かれるが、レーザーはお構い無しに2人を追尾、直撃した。
「あ………がが………」
「ぎ………ぎ………」
声にならない声を漏らし、爆発する2人。
「この人達って何なんだろう………?」
そんな2人を見ながらセインが呟く。
既にミッドの町では彼女達が暴れまわっており、それに対応するために出動した陸の魔導師達だが、元々人手不足な上に、本局の警備に出ている部隊もあるのでかなり人手不足であった。
「分からないっス………先ずはドクターに連絡を取るか、フェリア姉に連絡を取るべきじゃないっスか?」
「そうだね、取り敢えずドクターに聞いてみようか?」
セインとウェンディは取り敢えずスカリエッティに連絡を取ることにした………
「お姉ちゃん、怖いよ………」
「大丈夫、お姉ちゃんが守ってあげるから………」
大勢の人が悲鳴を上げながら逃げる中、2人の女の子が家の前で座り込んでいた。
「おい、来たぞ!!」
逃げている男性の先には戦斧を持った女がこっちを見て近づいてくる。
そこ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ