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戦国異伝
第百七話 地球儀その七
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れは由々しき事態じゃ」
 公卿は昔から寺社と縁が深い。出家する者も多いし神社に寄進をし縁があるものだ。それだからこそ余計にだった。
「是非共お話せねば」
「織田殿は我等にも親身ですからな」
「あれでどの様な者とも会われる」
 そして話を聞く、それが信長なのだ。
「ではここは是非共」
「織田殿のところに赴かれますか」
「茶の席でお話をしたい」
 近衛はここで茶を会う口実にした。
「そこで楽しく茶を飲み菓子を食しながらでおじゃる」
「そうされますか」
「これでどうであろうか」
「宜しいかと」 
 山科は近衛のこの考えについてこう述べた。
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