第百七話 地球儀その四
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
すか」
「うむ。ただしじゃ」
ここで条件も加える。
「他の神仏のことは悪く言うな」
「そうすればよいのですか」
「そうすればよい」
言うことは僅かだ。しかし信長はその僅かなことに対して毅然としてフロイスに対して言うのである。
「ただそれだけじゃ」
「仏教も神道もですか」
「話をするのはよいが貶めてはならぬ」
やはり絶対という口調である。
「そして攻めてもならぬ」
「まさか九州のことを御存知なのですか」
「大友のことじゃな」
信長はフロイスの言葉からすぐにこの家の名前を出してみせた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ