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戦国異伝
第十話 信行の異変その八
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てきた。
「万が一ということもあります。それに」
「刺客か」
「左様です、殿のお命を狙う者なぞ幾らでもおります」
「それ程多いのか」
「多いです。隣にはあの蝮もいるのですから」
「わしの義親父殿じゃな」
 この名前が出て来た。
「美濃の斉藤道三か」
「あの男はです」
「絶対に信用できませぬな」
「確かに」
「この辺りで最も危険な男です」
 家臣達も道三については厳しい。いや、彼等にしてみれば妥当な言葉だった。
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