第百六話 二条城の普請その九
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幼少の頃は不安にも思った」
「手がつけられぬ程だったとか」
「まだ五郎左も子供じゃったな」
「その頃のことですな」
「傾いてばかりでのう」
林達はその頃まだ信長が何故悪さをするのかわからなかった。しかし今ではよくわかることだった。信長を知ったからこそである。
「いや、全くな」
「大変だったのですな」
「果たしてどうなるか」
心配だったというのだ。
「しかしある時ふとお部屋を見れば様々な書があってのう」
「ちゃんと学ばれていたのですな」
「博学でもある方じゃ」
ただそれを見せないだけなのだ。
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