第86話 零治の過去 シャイデとの出会い
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
について調べているんだけど、唯一の生き残りの2人は何か知らない?」
「ええ、良いネタありますよ!!」
「ちょ!?先輩!?」
「詳しく教えてちょうだい」
この後先輩は自分の事を盛って、話し始めた………
「成る程、そんな事があったのね………」
完全に仕事モードの顔でシャイデさんが呟いた。
「そうなんですよ〜、転移して助かったと思ったら凄い爆風が向かってきて!」
そんな先輩の言葉も仕事モードのシャイデさんの耳には入ってないみたいだ。
「またバルトマン・ゲーハルト………」
また………?
「………協力ありがとう、それで2人にお願いしたいことがあるの」
「なんですか!?」
「………先輩うるさい」
「仕事で掴んだんだけどね、ミッド周辺に謎の研究所を確認したのよ。私が調査したい所なんだけど今聞いた話をまとめて調査したいからね」
「分っかりました!その依頼、俺達がパパっと解決しちゃいますよ!!」
「ちょ!?」
「本当!?ありがと!!えっと………」
「ウォーレン・アレストって言います。こっちは………」
「………黒の亡霊で頼みます」
「何で名前を隠すのよ?何か訳あり?それに敢えて突っ込まなかったけど、全身真っ黒で顔もバイザーでハッキリ見えなくするってあなたの趣味なの?」
「放っておいてください」
「………まあいいわ、ウォーレンに亡霊君ね。2人共よろしくね!!」
そう言ってシャイデさんは行ってしまった。
「先輩、そんな軽はずみに返事して良かったんですか?」
「いいじゃん、美人の頼みを断ったら男がすたる!!」
この人絶対に女に苦労するだろうなぁ………
「まあ頑張ろうぜ相棒!」
「………分かりましたよ」
俺は諦め、先輩について行った………
次の日………
「へえ、やっぱりレベルが高いわね………」
次の日、早速研究所に向かった2人にサーチャーを飛ばして彼等の様子を見ていた。
ある研究所とは武装している違法研究所だった。研究内容は恐らく新型の質量武器の開発をしてたんだと思う。今はまだそこまで脅威になるような研究成果が無いから後回しにしてたけど、彼らの実力を見るにはちょうどいいでしょう。敵の魔力ランクも平均Aランク以上はあるし。私も1人じゃキツイと思ってたし、彼らも応援を呼ぶと思ってたけど………
「まさか2人だけで本当に行くとはね………」
魔導師を倒し、2人は更に進んでいく。
「これは本当に拾いものかもね………」
彼らに飛ばしたサーチャーの映像を見ながら私は呟いた………
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ