第85話 零治の過去 先輩との出会い
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ラビティブラストチャージ、扉を破った瞬間発射して道を作る」
『イエスマスター』
ラグナルの返事の後、腹部に魔力が集まっていく。
「何するんだ?ガキンチョ?」
「道を作ります、邪魔なんで後ろにでも下がっていて下さい」
俺がそう言うとちゃんと言うことを聞いて俺の後ろに下がるウォーレンさん。
そして、扉が破られた瞬間、
「グラビティブラスト、フルバースト!!」
チャージした砲撃魔法を放った。
「いやぁ、凄いな君!」
その後、ウォーレンさんと共にアジト内を走り回っていた。
管理局の魔導師も突入し、テロリスト達もやんわやんわしてる筈なのに、まだアジトの中にはテロリスト達がまだ多くいるみたいで追っ手がかなり居た。
まあ何を言いたいのかというと、
「やってください先生!」
「レールガン、発射!」
両腰のレールガンから速度のある魔力弾を敵に発射。
相手はプロテクションを張るが、それを破壊し、相手に直撃した。
「おおっ、凄い威力!」
テロリストの相手は大体B〜AA位。
俺がAAAあるので、AAが相手でなければ相手にならない。
「そんな小さな体で凄いよな………先輩も頑張んないとな!」
「………そう思うなら戦って下さい」
「いや、先輩は力を蓄え中」
この人は自分の方が傭兵経験が長いということで自分の事を先輩と呼べと言ってきた。
無視しても良かったのだが、無視して名前を呼ぶとしつこく先輩と呼べと言ってくるので俺が折れた。
「そうです……か!!」
物陰から現れたテロリストの魔力弾をフィールドで防いだ後、両手に展開したハンドガンで相手を撃つ。
「やるねえ!!」
「少しは………」
その次の言葉を言おうとしたとき、天井からテロリストが落ちてきた。
「何が………!?」
『魔力弾です。それも超高速の六連射の魔力弾………』
「油断はダメだぜ、少年」
両手の双銃を降ろし、ガンマンみたくクルクル回す先輩。
「クイックバレット、超高速の魔力弾」
「………あなた何者ですか?」
「前にも言ったろ?ウォーレン・アレスト、君より長く気ままに傭兵やってる男さ」
ドヤ顔で言う先輩の顔はとてもウザかった………
「さて、気づかない内に余計な物を見つけちまったかな………」
先輩と共にアジト内をさ迷ってるといつの間にか奥についてしまったみたいで、そこには大きな機械と共にリーダー格みたいな男と補佐の男がいた。
「おいおいおいおい、下の奴らは何をしてやがったんだ………」
「全員管理局の相手をしているはずでしたが………」
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