第百五話 岐阜に戻りその五
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だがそれでもだというのだ。
「勝つには厄介な相手じゃ」
「強過ぎるが故にですか」
「他に安芸の毛利元就に相模の北条氏康もじゃ」
「あの小田原城の」
「あの城だけではないからのう」
北条家の強みは城だけではなかった。その主もだというのだ。
「獅子と言われるだけはある」
「相模の獅子ですね」
「薩摩の島津、四兄弟じゃな」
今九州の南を暴れ回っている。その武勇は相当なものだ。
「それに奥羽にもおるわ」
「独眼竜ですね」
帰蝶はこの通り名を出した。
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