第百四話 鬼若子への文その二
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二人に声をかけるのも忘れない。
「よいな。新五郎と共に向かえ」
「そしてそのうえで」
「長曾我部を降しますか」
「あの一戦でおおよそ決まっておる」
信長は自信に満ちた笑みで言った。
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