第百三話 鬼若子その十四
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
てですか」
「そのうえで槍を突き出し敵の馬を防ぐ」
「そうされますか」
「そういうことじゃ。それではじゃ」
こうして信長の騎馬隊に対して槍を突き出す。そのうえで。
織田家の動きを牽制した。それからだった。
「よし、皆の者退くぞ!」
「ここで一気にですか!」
「最後戦になりますか!」
「うむ、なる」
彼等に対しての言葉だ。そして実際に。
長曾我部の軍勢は騎馬隊が怯んだ隙に一気に、これまで以上に見事な速さで逃げに罹った。それを見てだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ