第83話 文化祭(なのは)
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………」
「私の事は気にしなくて良いわよ。これでも会長は仕事が多いのよ」
「………分かりました、それでは………」
「ええ、楽しんでらっしゃい」
私は水無月会長のご好意に甘える事にしました………
「フェイトちゃんは何処にいるのかな………?」
水無月会長に言われ、生徒会室を出ていった私は再びフェイトちゃんを探しに校内を探し回っていた。
だけど相変わらずフェイトちゃんの姿はない。
校舎の中にはいないのかな?
そんなことを思ってると………
「きゃ!?」
また誰かとぶつかってしまった。
あれ?このパターンって………
「ううっ………」
ああっ………
その後も私が歩けば迷子の子と遭遇する変な事が連続で起きた。
そのたびに水無月会長の所へ行くので会長も呆れ気味で………
放送で迷子にはお気をつけてって流れてるのに………
そうして疲れた体で校舎の外へ出た私。
思わず視界に入った零治君に泣きついたのも仕方がないよね?
「な、なのは!?」
「零治君〜!私、私ぃ………」
「いいから涙を拭け!ドレスに擦り付けるなよ!」
「何や〜?私が要るのになのはちゃんの相手をするとは何考えとるねん?二股〜?」
「違うだろ!!………あとなのははそんなに強く腕を掴むな!!結構………イタタタ!!」
「ううっ………大変だったんだよ………」
「知・ら・な・い!!そもそも何で俺にくっついてくるんだよ!!」
「………はやてちゃんと楽しそうだったから」
「完全なる八つ当たりじゃないか!!」
「何で他の女の子ばっか気にしとるんや………?彼女ほったらかしていい度胸やな?」
「俺は彼氏じゃないし………」
それにしてもはやてちゃんはどうしてこんな感じになってるのかな?
何だか顔がほんのり赤いような………?
って何ではやてちゃん零治君と居るんだろう………
「なのはちゃん!!」
「は、はい!!」
「こうなったら私が正妻でなのはちゃんが側室ね!!」
「ええっ!?」
「………いい加減にしろこのアホんだら!!」
今気がついたけど、ここ、普通に人が歩いてるよね………
あの後、慌てて来た星ちゃんと夜美ちゃんに零治君が説教されてから慌てて何処かへ行ってしまいました。
何でもライちゃんが何処かへ行ったとか………
そしてまたしても一人でフラフラしてたんだけど………
「ふぇ………」
「大丈夫だって………零治くーん!!」
まさか話に聞いていたユーリちゃんが迷子になってたなんて………
相手は私が高
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