第83話 文化祭(なのは)
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い人なのです。
面と向かって話すのは初めてなのでどんな人かと期待していたのに………
「仲がいいわね〜お姉ちゃん妬いちゃうな」
「分かりましたから放送の準備を」
「んもう、いけず………」
何だかはやてちゃんみたいな人でした………
放送も無事流してもらって、零治君はその場でまた見回りに行ってしまいました。
暫く私は修君と水無月会長と一緒に生徒会室にあったトランプで遊んでいます。
「う〜」
「お姉ちゃん、怖いよ………」
「なのはちゃん、大人げないわよ………」
「うっ、じゃあ………」
「あっ、揃った!」
「ああ!?」
ババ抜きをしていたんだけど負けちゃった………
「失礼します………放送を聞いて………」
「ママ!」
良かった、修君のお母さんが来てくれたみたいだ。
「ご迷惑をおかけして済みませんでした………」
「いえ、直ぐに来てもらえて良かったです」
「ほら、修もお礼を………」
「ありがとうなのはお姉ちゃん、会長さん!!」
「うん、もうはぐれちゃ駄目だよ」
「まあ何かあったらまたいらっしゃい」
「うん!本当にありがとう!!」
そう言って修君はお母さんと一緒に行ってしまった。
「………それじゃあ片付けしますか」
その後、私は水無月会長と片付けを始めました。
「ねえ、なのはちゃん」
「はい?」
「なのはちゃんは零治君が会長出来ると思う?」
「零治君が会長ですか?」
うーん、零治君は気が利くし、お節介だし、優しいし………
やっても問題無さそうだけど………
「零治君逃げそうですね………」
「そうよね………零治君には会長にさせるって言ってたけど、流石に本人の意思を無視して決めることは出来ないから………それじゃあ今度は違う質問。零治君、はやてちゃん、桐谷君の3人の中だったら誰が適任だと思う?」
「3人の中で………?」
桐谷君は真面目だから良い生徒会長になりそう。だけど水無月会長とは真逆の感じなりそうだな………
はやてちゃんは水無月会長と同じ様になると思う。だけど管理局で結構学校に来れなくなりそうだしな………
となると………
「私はやっぱり零治君かなぁ………」
「そう………やっぱり」
「けれど何で私にこんな質問を?」
「別に他意は無いわよ。ただ単にちょうど誰かの意見を貰いたいと思ってて、そこにちょうどなのはちゃんがいただけよ」
「そうなんですか?」
「ええ。………それじゃあ無駄話はこれくらいでなのはちゃんはまた文化祭に行って良いわよ。友達とも回りたいだろうし。せっかくの文化祭なんだから」
「でも
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