第百話 浅井の活躍その三
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だけの力がある。だが他の寺にはなのだ。
「ううむ、都でもそれだけの寺はありませぬが」
「一体何者なのか」
「全くわかりませんな」
誰もが首を捻る。それだけの数の僧兵になるととてもだった。しかも今はさらにだった。
三好の兵達が迫ってきていた。義昭も弓を放っている。その彼にだ。
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