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戦国異伝
第九十八話 満足の裏でその八
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淀川から下り」
「ほう、そう来るというのか」
「そう思いますが」
「ふふふ、流石じゃな。織田家の筆頭家老だけはある」
「これ位は容易に察しがつきまするぞ」
 平手はその顔をやや顰めさせて主に答える。
「殿、陸よりも水を使えばです」
「行き来が楽じゃな」
「そうです。それは商いだけでなく」
「戦においてもだからのう」
「藤原純友です」
 平安の頃に瀬戸内を暴れ回った海賊だ。平手はこの男を例えに出すのだった。
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