第九十七話 都の邸宅その八
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
信長はまた腕を組んでいた。そのうえでだ。
己の前にいる信包と信興に対して言ったのである。こうだ。
「黒は色じゃが闇は色ではない」
「坊主の服の黒ともまた違いましたな」
「あの者の服は」
「上杉の黒は五行思想で言うと水じゃ」
明より古くから伝わる思想だ。日本にも多大な影響を与えている。陰陽道等にそれが出ている。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ