第九十五話 大と小その六
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「このままでは三好家は舐められるぞ」
「そうでなくとも一連の負け戦で天下の笑い者だというのに」
実際に信長に四国まで追い出された三好家の名は地に落ちていた。最早彼等は四国の二国と淡路だけだった。それだけしか国を持っていなかった。
そのうえ実際に天下の笑いものになっている。このことに言うのだった。
「是非共じゃ。織田の鼻を明かそうぞ」
「絶対にな」
「うむ、わしもそう思う」
会心の顔でだ。長逸も二人に述べる。
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