第九十四話 尾張の味その七
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いな」
役職のことと合わせて言う義昭だった。
「実にな」
「左様ですか」
「管領なぞ誰でもなれるものではないぞ」
「管領は既に細川家があります故」
幕臣の筆頭格であるだ。その家があるからだというのだ。
「ですからそれは」
「遠慮するというのじゃな」
「そうさせて頂きますので」
「わかった。ではよい」
義昭も結局それは認めた。再度という形で。
だが幕府としても彼としても褒美をやらない訳にはいかない。朝廷も信長には褒美を授けている。幕府としてもそうしない訳にはいかないのだ。
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