第九十三話 朝廷への参内その九
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を羽柴本人にも話す。
「まあ今すぐではないがのう」
「左様ですか。しかし播磨ですか」
「不服か?」
「いえ、あの国は面白いものがあります故」
「面白いものとな」
「塩でございます」
それが面白いというのだ。
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