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戦国異伝
第八十九話 矢銭その六
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だというのだ。
「あの男を信用していない」
「殺せばよいのです」
「わしもそう思う」
 その秀長と蜂須賀の言葉だ。
「ヨハネス殿、その時はお願いします」
「その大剣で斬ってしまえ」
「わかっておる。それではな」
 ヨハネスも二人に応えてだ。そしてだった。
 羽柴はヨハネスと共に陣の出口松永と合流した。そこで松永は二人に顔を向けてこう言うのだった。
「さて、行くとするか」
「そうですな。堺に行きますか」
「そうだな」
 羽柴は明るいがヨハネスはだ。
 本人を前にしていよいよ剣呑な様子となっている。しかしだ。
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