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戦国異伝
第八十八話 割れた面頬その六
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「よし、予想以上じゃ」
「予想以上ですか」
「そう言われますか」
「うむ、かなりよい」
 こうだ。彼は羽柴兄弟に答える。無論そこには信行もいる。彼は弟である彼にもだ。こう声をかけた。
「勘十郎、御主もやったな」
「勿体無いお言葉です」
「ははは、御主らしいことを言うのう」
「それがしらしいですか」
「そうじゃ。その謙遜がじゃ」
 信行らしいとだ。信長は言うのだった。しかしだ。
 信行はその生真面目な態度を変えない。そのうえで言うのだった。
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