第八十八話 割れた面頬その四
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いる。
織田と戦えというのだ。そしてさらにだった。
「そして織田信長、あの男をじゃ」
「討ち取れというのですか」
「そうせよと」
「うむ、そうせよ」
あくまでだ。信長への執着を見せてもいた。
それはかなり強くだ。面頬の奥のその目を血走らせてだった。
「よいな。必ずじゃ」
「では何としてもですか」
「ここは」
「生きよ、生きてあの男の首を取るのじゃ」
あくまでこう言いだ。彼も逃げようとする。織田の囲みを突破しにかかりながらだ。
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