第八十八話 割れた面頬その三
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。その彼等を見てだ。
信長は納得した顔になりだ。そのうえで言ったのだった。
「そうじゃ。あの男であろうな」
「あの時で終わったと思っていましたが」
「存外しぶといですな」
「それだけわしが憎いのであろう」
信長の口調は淡々とさえしていた。
「やはりのう」
「憎いからですか」
「そのうえで我等の前に出て来た」
「織田家に対して」
「そうじゃ。ならばじゃ」
どうするかというのだった。今度は。
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