暁 〜小説投稿サイト〜
戦国異伝
第八十八話 割れた面頬その二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
か」
「まだ河内がある」
 三好の本州における勢力圏、まさに最後の砦だ。
 そこまで落ち延びてだ。それからだというのだ。
「そこでどうするかじゃ」
「はい、それでは」
「今から」
 こう応えてだ。そのうえでだった。
 彼等は大急ぎでそのただ一つ残された門に向かう。まだ戦っている三好の兵達もだ。足早にその門に逃げていく。だが多くの者が逃げ遅れ織田軍に囲まれていた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ