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戦国異伝
第八十七話 朝攻めその三
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「ふむ。多いのう」
「大和の国人達が全て集っております」
 そうなっているとだ。筒井が信長に答える。彼等は今本陣において信長の前に控えている。そのうえで信長に対して述べたのである。
「大和は全て信長様のものになりました」
「左様か。ならよいことじゃ」
「そうですな。では」
「それではじゃ」
 信長は今度は滝川の顔を見てだ。彼に告げた。
「では久助よ」
「はい」
「御主、今我等が囲んでいる城を陥とせるか」
「お任せ下さい」
 不敵な笑みでだ。滝川は答えた。
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