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戦国異伝
第八十七話 朝攻めその一
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れこれ考えてもだった。
 だが二人はここで頭を切り替えた。それから信長に顔を戻してだ。こう言ったのだった。
「では。戦において確めます」
「その男のことは」
「そうじゃ。それでよいのじゃ」
 二人のその言葉にだ。信長は満足した笑みを見せた。そうしてだ。
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