第八十六話 竹中の献策その一
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軍が来ておる」
「勘十郎様と久助殿の軍ですな」
今言ったのは池田だった。
「お二人の軍もまた」
「そうじゃ。既に勘十郎の軍は摂津に入っておる」
信長はこのことも把握していた。
「その軍勢と合流することも考えておく」
「それがよいかと」
竹中がすぐに答える。
「そしてそのうえで」
「うむ、三好の軍勢とあたる」
「してです」
今度は生駒が言ってきた。
「三好と共にですが」
「本願寺じゃな」
「まだ動きがわかりませぬ」
そうだというのだった。
「果たしてどう動くのか」
「本音を言ってよいか」
信長はここで周りにこう問うた。
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