第八十五話 瓶割り柴田その七
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てこう命じた。
「鉄砲じゃ」
「鉄砲ですか」
「ここでも使われますか」
「あの槍衾には近寄れぬ」
まさにだ。蟻の子一匹通れぬものだった。それを見てだ。佐久間は言ったのである。
「だからじゃ。ここは鉄砲で撃て、よいな」
「畏まりました。では弓矢の間合いから離れてです」
「そのうえで」
「うむ、撃て」
こうしてだった。織田軍は火縄銃を構えてだ。その鉄砲で槍衾を撃った。そしてだ。
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