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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十話 応えよ、オルファン
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らんが、もう遅い!」
だがケルナグールはそれを聞き入れようとはしない。
「車とミサイルは急には止まれんわ!」
「クッ!」
「勇!」
他のブレンも勇とヒメのところにやって来た。ヒギンズが問う。
「オルファンは核を受けても無事なの!?」
「自信があるからリクレイマーは撃たせるんだろうさ!」
勇はそれに答えた。
「だが、オルファンは無事でもこの周囲の自然は破壊され放射能は近くの街まで流れる!」
「オルファンの周りの木や草、風や雲が怯えてる!」
ケン太が言った。
「そうよね、オルファンさん」
それはヒメにもわかっていた。そしてまたオルファンに語り掛ける。
「そんな事我慢出来ないよね!」
「ヒメ・・・・・・」
勇はそれを見て意を決した。他のブレンのパイロットに対して言う。
「皆、手伝ってくれ!」
「手伝うって何をだ!?」」
「説明は後でする!」
ラッセに答える。
「俺の指示する位置へ動いてくれ!」
勇を中心にナンガとラッセが陣を組む。トライアングルであった。それを見て今度はナンガが言った。
「このフォーメーションは」
「チャクラでトライアングルを作る!そのシールドで核ミサイルを止めるんだ!」
「勇!」
「心配するなヒメ!」
勇はヒメにも言った。
「比瑪はオルファンの側にいてやってくれ!皆は俺達の後ろに回るんだ!」
「何故ですか!?」
「どういうことなんだよ、これは」
カントとナッキィも言う。
「皆のオーガニック・エナジーをブレンで集める!」
「皆の」
「そうだ!それでオルファンを!」
「わかりました」
それを聞いたルリが頷く。
「ルリ、わかってくれたか!」
「はい。皆さん」
ルリの声に一同動いた。
「勇さんの援護をお願いします」
「了解!」
ロンド=ベルの面々はそれに頷いた。
「各機はブレンの作るトライアングルの後方に回り込め!」
アムロが指示を出す。そして皆動きはじめた。そして勇達の援護へ態勢を整えた。22
「だが勇」
ラッセはまた言った。
「俺達三人だけではカバーしきれないぞ」
「泣き言を言っても仕方ない」
だがそんな彼をナンガが窘めた。
「俺達は出来ることをしないとな!」
「そうだ!」
勇はそれに応えた。
「もっと広がれ!俺達の後ろにはオルファンとヒメがいるんだぞ!」
「よし!」
「ここまで来たら覚悟を決めるぞ!」
三人は意を決した。そのブレンを光が包もうとしていた。
だがそこに三機のグランチャーがやって来た。
「こんな時にグランチャーかよ!」
「おい、あの怖い女の人もいやがるぜ!」
「タップ、幾ら何でもレディーに対して」
流石にドラグナーチームの三人も普段と比べると真剣だった。
「姉さん!」
見ればクインシィとジョナサン、そしてシラーの
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