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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十話 応えよ、オルファン
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んぞ!」
「行くのならわし等を倒してからにしろ!」
「おいおい、やっぱり出て来たよ」
「何ていうか本当にワンパターンね」
「そんなことを悠長に言っている場合ではないのでな」
「うわっ、開き直ったよ」
「もう形振り構っていられないようだな」
「フン、我等とてここが正念場」
「決めさせてもらうぞ」
ケルナグールとカットナルはそう言いながら攻撃を仕掛けようとする。だがここでイザベルが気付いた。
「待って下さい」
「どうした、イザベル」
「この声は」
カットナルの声に注目した。
「貴方は・・・・・・カットナル連邦上院議員候補ではないのですか?」
「な・・・・・・何だ御前は」
「こんなところで何をやってるんですか、一体」
「き、貴様には関係ない」
「ってちょっと待てよ」
ジュドーがそれを聞いて呟く。
「今のって肯定だよな」
「ああ、間違いない」
ドモンがそれに頷く。
「あのおっさん政治家だったのかよ」
「しかもあの格好で立候補していたなんて」
「何考えてるのかしら」
「ええい、黙れ!」
ロンド=ベルの面々にヒソヒソ声に逆切れする。
「そんなことはどうでもいいわ!」
「どうでもよかねえだろ」
「確か製薬会社の社長らしいし」
「無茶苦茶な話よね、あんなのが政治家になるなんて」
「こりゃ連邦政府もいよいよ駄目かも知れませんね」
「大人しくしておれば好き勝手」
「いや、今回は御主の失態だぞ」
「ケルナグール」
「そもそも胸を張れ。誇り高きドクーガだ」
「御主はいいかも知れんがな」
「我等は確かに闇、だが恥ずべきことはしておらん!」
「むむっ」
「暗殺やテロなぞもな!我等はそれをせず、戦うからこそ誇り高き三幹部なのだろうが!」
「確かにな」
カットナルもそれに頷くところがあった。
「だがな」
「何、政治家にならずとも死にはせぬ」
「それはわしの昔からの夢だったのだが」
「では諦めよ」
「ケルナグール、言うに事欠いて!」
「わしにとってはそんなこと関係ないわ!わしはかみさんと一緒ならそれでよいのだ!」
「貴様!結局はそれか!」
「おうよ、悪いか!」
「ねえ真吾」
レッシィが真吾に声をかける。
「何だい」
「あの二人無視して行った方がいいんじゃない?」
「ううむ」
「何か戦いそっちのけで喧嘩してるし。その間に」
「ところがそうもいかないんだよな」
「どうしてだい?」
「ほら、あの連中無視するととりわけ怒るし」
「あっ、やっぱり」
「相手をしないわけにもいかないんだ、これが」
「まるでギャブレーみたいな連中だね」
「ええい、五月蝿いわ!」
今度はケルナグールが叫んだ。
「わかっておるならさっさとかかって来ぬか!」
「まとめて相手してやろうぞ!」
「それ
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