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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十八話 ダブリンに日は暮れて
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スにこう返した。
「ウラキ、御前が頼りだ」
「はい」
「デンドロビウムの力、見せてやれよ」
「わかりました」
「左右からも敵が近付いています」
メグミが報告する。
「そちらにもマシンを向けましょう」
「それじゃあ左はブレンパワード」
「はい」
ユリカの指示が下る。
「右はバルキリーで。お願いできますね」
「わかりました」
「この二つを軸に敵にあたります」
「夕暮れになってきている。夜になる前に決められるか」
「さて、それはどうでしょう」
シナプスにパサロフが応えた。
「敵も正念場ですしね」
「難しいか」
「我々次第ですね、そこも」
「どれだけ戦えるかか」
「はい。今来ましたよ」
「よし、主砲を向けよ」
ドレイク軍のオーラバトラーがやって来た。シナプスはそれを見て攻撃用意に入らせる。
「外すなよ」
「はい」
「撃て!」
これが開戦の合図となった。ロンド=ベルとドレイク軍の決戦が幕を開けたのであった。
いきなり両軍は正面からの衝突となった。ドレイク軍のオーラバトラー達が剣を抜いて襲い掛かる。
「落ち着いて照準を合わせろ!」
バニングは彼等を前にして叫ぶ。
「敵の素早さに惑わされるな!」
「了解!」
皆それに頷く。そして攻撃に入る。
ビームがバリアに叩きつけられる。そしてそのバリアを貫き一撃のともに撃墜する。
「う、うわああっ!」
撃墜されたドレイク軍のパイロットが慌てて脱出する。そしてその後ろの編隊にさらに攻撃が加えられる。
「これでっ!」
エマのスーパーガンダムがミサイルを一斉に放つ。それで敵をまとめて屠った。
「ふむ」
ドレイクはそんなロンド=ベルの戦いぶりを見て悠然とした物腰で口を開いた。
「敵ながら。まことに見事だ」
「はい」
「あの者達のうちの何人かが我が配下であったならばな。覇業は容易かったか」
「申し訳ありません、我等が至らなかったばかりに」
「よい。そなた等は己の領域の中では十二分に優秀である。それでよい」
「勿体なき御言葉」
「思えば我等がここに再び来たのは運命であったのであろう」
「運命」
「そうだ。私が覇業を為せる者か為せぬ者か、神が見極める為にな」
「そうなのでしょうか」
「今それをはっきりとさせる。だからこそ退かぬ」
「はい」
「私に今まで共にいてくれる者達に対して言おう」
ドレイクは言った。
「我が覇業はそなた等と共にある!今こそそれを手に入れるのだ!」
「おーーーーーーーーっ!」
「ドレイク様万歳!」
「今こそ我等の手に勝利を!」
ドレイク軍の士気があがった。見事な戦意の鼓舞であった。
「ドレイクもやりますね」
シーラはそんなドレイク軍を見据えて言った。
「道を誤らなければ。よき男であったものを」
「それがあ
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