暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十七話 アシカ作戦
[13/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
おい、降り立っただけで成功とはおめでたいな」
そこにベイトのディジェがやって来た。
「まだまだ敵は山程いるぜ」
「ヘッ、ドイツ軍のあれは一兵も上陸できなかったじゃねえか」
「まあそうだけれどな」
「それに比べて俺達は上陸、いや降下することが出来たんだぜ。成功って言っていいじゃねえかよ」
「何を言っている、戦いはこれからだ」
「少佐」
そこにバニングがやって来た。
「もう敵が陣を整えているぞ。そんなことを言っていていいのか」
「ちぇっ」
「早く行け。敵は待ってはくれないぞ」
「了解。じゃあ行くかベイト」
「ああ。後ろは任せるんだな」
「それじゃあ行きますか」
アデルのリ=ガズィもやって来た。いつもの面々がようやく出揃った。
上陸してからが本当の戦いであった。陸と空、海で両軍の死闘はクライマックスに達しようとしていた。
「ここは通すわけにはいかないんだよ!」
ライラはバウンドドッグをモビルスーツ形態に変形させた。
「こっちも後がないからね!悪く思わないようにね!」
そして拡散ビーム砲を放つ。ジュドーはそれを盾で受け止めた。
「チッ!やっぱり手強いぜ!」
ライラと戦ったことも一度や二度ではない。ジュドーはその攻撃を受けてそれを再認識せざるを得なかった。
「こりゃちょっとやそっとでは行けそうもねえな」
「何言ってるのよ、ジュドー」
だがそんな彼にルーがクレームをつける。
「そんなこと言ってたら今まで全然勝っていないわよ」
「そうだよジュドー、ここは一人じゃないんだし」
「あたし達もいるってこと、忘れるなよ」
「プル、プルツー」
二機のキュベレイが前に出て来た。
「いくよ、プルツー」
「ああ」
二人は互いに頷き合った。
「いっけえええーーーーーーーー!」
「ファンネル!」
そして同時にファンネルを放った。それでライラのバウンドドッグを襲う。
「これならっ!」
「かわせはしない!」
「チイッ!」
だがライラはそれでもかわそうとする。その卓越した技量で無数のファンネルの襲撃をかわそうとする。だがここではバウンドドッグの巨体が災いした。かわしきれなかった。
何発かの攻撃があたった。そして動きを止める。機体にとっては致命傷であった。
「ライラ!」
ジェリドがそれを見て声をかける。しかし返事はあった。
「大丈夫さ、安心しな」
「そうか」
それを聞いてまずは安心した。
「けどよ、それ以上の戦闘は無理だろ」
「わかるかい、やっぱり」
ヤザンの言葉に応える。
「ああ。ここは退きな」
「わかった。そうさせてもらうよ」
機体を捨てて脱出する。バウンドドッグはその場に崩れ落ち爆発した。
「バウンドドッグがやられるとはな」
カクリコンはそれを見て呟いた。
「機体のかえは幾らでもあるけ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ