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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十五話 赤い髪の女
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まるかよ!」
「けれど男運はない」
「イズミ!今は笑ってはいられねえぞ!」
「どうします、まずいですよ」
ヒカルも真剣な顔であった。
「この人、どう見ても普通じゃないですし」
「他の連中に助けを呼ぼうにもな」
皆ティターンズとの戦闘に入っていた。とても手は回りそうになかった。
「あたし達でこの女の相手をするしかないみたいだな、ここは」
「仕方ありませんね」
「仕方ない、しかっと承知」
「・・・・・・イズミよお、真面目な場所で駄洒落は止めてくれよ」
リョーコはそれを聞いて脱力しそうになった。
「今まじでやばいんだからよ」
「参りましたね、本当に」
「ああ。あたし達で相手にならないってのも癪だがな」
「アムロ中佐やクワトロ大尉ならともかく」
「あの二人かダバ坊やっきゃねえか?ここは」
「あともう一人」
「あいつか」
そこでリョーコの顔が動いた。
「来るか?」
「いつものパターンなら」
「パターン赤!」
「!?マヤさんか!?」
「えっ、私!?」
だがマヤは話を振られてキョトンとした顔で返してきた。
「私何も言ってないわよ」
「ってことはイズミかよ」
リョーコはそれがわかって溜息をついた。
「ったく毎度毎度」
「その赤が来たわよ」
「何だって!?」
「赤いマシンが」
「そうか、あいつか」
今度は溜息ではなく会心の笑みであった。
「いいところで来るな、いつも」
「そうですね、パターン通り」
「主役はいいとこどりってわけか」
ニヤリと笑った。その時だった。
「三人共、ここは俺に任せてくれ!」
ショウのビルバインが三人の前にやって来た。
「来たな、ショウ!」
「遅れて済まない!」
「何いいってことさ。じゃあここは任せるぜ」
「ああ」
「私達はティターンズに向かいますんで」
「それじゃさようなら」
三機のエステバリスは下がった。そしてショウはジェリルと対峙した。
「ジェリル!そこまでオーラを暴走させて!」
「フフフ、いい気持ちだよ」
その顔に狂気を漂わせて笑う。
「わかるかい?力を手に入れた喜びが」
「そんなもの!」
「今のあたしの相手になる奴なんかいないんだよ。どんな奴でもね」
「ショウ、もう話しても無駄みたいよ」
チャムが横で囁く。
「何を言っても」
「だがこのまま置いておくわけにはいかない」
ショウはそれに応えて言った。
「ここは何としても止める。その為に来たんだからな」
「うん」
「チャム、しっかりとつかまってろよ」
「どうするの?」
「一撃で決める。それ以外に方法はない」
「さあ、殺してやるよ!」
ジェリルはその剣をまた構えてきた。
「あたしのこの手で皆ね!真っ二つにしてやるよ!」
「そうはさせるか!」
ショウはビルバインを突っ
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