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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十四話 海峡の戦い
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「これが俺の戦い方だ」
そして愛機を翻しそれに向かう。その言葉通り通常のミサイルで敵をまとめて屠ったのであった。
ロンド=ベルはまずは対岸を押さえてきた。そしてその援護によりモビルスーツ達が一機ずつ上陸を果たしていった。
最初に上陸したのはギュネイのヤクトドーガであった。彼は上陸するや否やすぐにファンネルを放って来た。
「くらえっ!」
それで前方にいるティターンズのマラサイ達を蹴散らす。それにより場所を作り友軍の上陸先を確保したのであった。
それに乗り後続のモビルスーツ達が次々に上陸して来る。ロンド=ベルはまずは第一目的である上陸を成功させたのであった。
それから本格的な攻撃に移った。全軍を挙げて向かって来るティターンズ及びドレイク軍に対して反撃を加えたのである。
「まずは敵の数を減らせ!」
ブライトの指示が下る。
「それから少しずつ前に出て行く。いいな!」
「了解!」
皆それに応える。そしてその指示通り敵を少しずつ減らしていったのである。
ロンド=ベルの堅固な陣と守りの前にティターンズ、ドレイク連合軍はその数を次第に減らしていった。だがその中で果敢に突撃を仕掛ける者達もいた。
「カミーユ、そこにいたか!」
「なっ、ジ=オ!?」
カミーユは殺気に気付いた。そこで斜めから一機のジ=オが突進して来た。
「この感じ・・・・・・ジェリドか!」
「そうだ!貴様を倒す為に来た!」
ジェリドは叫ぶ。そしてビームサーベルを抜いてカミーユの乗るゼータツーに斬り掛かって来た。
「死ねっ!」
「何のっ!」
だがカミーユはそれを受け止めた。だがそこでジ=オの腹から隠し腕が出て来た。
「なっ!」
その隠し腕にもビームサーベルが握られていた。カミーユはそれを見て咄嗟に後ろに退いた。
「チッ、気付いたか」
「ジェリド、それに乗ってまで来たか」
「そうさ、御前を倒す為にな」
彼はカミーユを見据えて言った。
「シロッコから貰ったこのジ=オで、貴様を倒す」
「そんなものを使ってまで!」
カミーユはそれを聞いて叫んだ。
「戦いたいっていうのかよ!」
「俺は貴様さえ倒せればそれでいいんだよ!」
ジェリドはカミーユのその叫びに対して同じく叫びで返した。
「御前だけは許せないんだよ!」
「許すも許さないも戦いにあるか!」
カミーユはまた叫んだ。
「そんなことを言ってるから戦争はなくならないんだろ!」
「そんなことは関係あるか!俺は御前さえ倒せればそれでいいんだからな!」
「クッ!」
最早話し合いは無駄だった。二人はまた剣を構え斬り合う。その上では一機のレプラカーンが無気味なオーラを放っていた。
「あっははははははははははははははは!」
「ジェリル、あまり前に出るな!」
「狙い撃ちされちまうぞ!」
突出するジェリド
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