暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十四話 海峡の戦い
[7/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、おい」
いつものガルドの制止に口を尖らせてきた。
「一緒に小隊を組んでいるカナンとヒギンスのことは忘れるな」
「わかってるぜ、それ位。俺はレディーファーストなんだよ」
「どうだか。だが遅れるな」
「ヘッ、そっちこそな」
「後はオーラバトラーとブレンパワードも援護に回る。バニング少佐、これで了解か」
「ああ、こちらとしてはそれで異存はない」
ロイフォッカースペシャルのモニターにバニングが姿を現わした。そして応えた。
「こちらも可変モビルスーツに援護をさせる。出来るだけそちらの負担は減らす」
「オーケー、わかった」
「空を飛べるマシンは全て海を渡るマシンの援護に回れ。本格的な攻撃はそれからだ」
「了解」
最後にシナプスの指示が下った。こうして彼等は前進を開始した。前進開始と同時に対岸にティターンズとドレイク軍の大軍が姿を現わした。
「!?」
それを見てカミーユが何かを感じた。
「この感触、ジェリドか。そして」
「ジェリド、どうだい調子は」
「ああ、悪くはないな」
前線にいるジェリドはバウンド=ドックに乗るライラにこう返した。
「むしろいい位だ。このジ=オの能力はかなりのものだ」
ジェリドは今ジ=オに乗っていた。シロッコから地上に送られて来たものである。
「これならカミーユだってやれるぜ」
「そうかい。けれどこだわるんじゃないよ」
「こだわる?」
「ああ、一つのことにさ。あんたはバルマーの時からずっとあの坊やにばかりこだわってるからね」
「・・・・・・あいつは壁なんだ」
ジャリドはそれを聞いて呟いた。
「あいつを倒さなければ俺は先には進めない。そういう運命なんだ」
「壁かい」
「そうさ、だから俺はあいつを倒す」
そしてこう言った。
「その為なら何だって乗ってやるさ、このジ=オでも何でもな」
「わかった、じゃあこっちもその壁を倒すのに協力してやるよ」
「済まないな」
「礼は言いっこなしさ。どっちにしろこれは戦いなんだ」
「そうか」
「じゃあ行くよ。もうすぐ来るからね」
「ああ。来い」
そして前を見据えた。そこにはゼータツー、そしてカミーユがいた。
ティターンズが戦闘態勢に入ると同時にドレイク軍も戦闘態勢に入った。その中には三機のレプラカーンもあった。
「何か連中とやり合うのも久し振りだな」
「ああ」
アレンはフェイの言葉に頷いた。
「暫く見なかったが。また数が増えているな」
「それだけ色々あったってことだろ。こっちに戻ってからもダカールやジャブローで派手にやってたらしいな」
「そして中央アジアでな。ギガノス軍を降伏させたらしい」
「戦果を挙げてるってことか」
「俺達が連邦の雑魚共を相手にしている間にな。殊勝なことだ」
「まあそれもここで終わるんだがな」
フェイの顔が
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ