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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十四話 海峡の戦い
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は崩壊しミケーネ帝国は暗黒大将軍を失い戦力の再編成に取り掛かっていた。バーム軍は地上から撤退し、ガイゾックやドクーガ、オルファンといった勢力もなりを潜めていた。グン=ジェム隊も降伏した今主立った敵はティターンズ、ドレイク連合軍とネオ=ジオンだけとなっていた。彼等はこれを好機と見ていたのであった。
「やっと盛り返してきたってことかしら」
エクセレンはハルカの部屋でウイスキーをラッパ飲みしながら言った。
「何かやたら長い時間かかっちゃったけれど」
「エクセレンさん、脚」
しかしここでアクアが注意してきた。
「脚!?」
「大股開きですよ。スカートの中が」
見れば下着が丸見えであった。黒い下着がそこから見えていた。
「まあいいじゃない。ここには女の子しかいないんだし」
「そうですけれどね」
「アクアは堅苦しいわよ。そんなのじゃ男の子にはもてないわよ」
「そう言うハルカさんも」
アクアはハルカも注意した。
「脚組むのはいいですけれど」
「だから女の子しかいないのよ」
ハルカの下着も見えていた。こちらは紫であった。
「気にしない気にしない」
「エマ中尉が見たら怒りますよ」
「あの人厳しいからねえ」
エクセレンがそれを聞いて言った。
「いつも服はきちんとしてるし」
「けれど軍服じゃないのよね」
「ティターンズにいた時はあの軍服だったらしいですけれどね」
「そうなの」
「ロンド=ベルに入ってからあのタイツにしたそうですよ」
「ふうん」
「最近じゃファも同じタイツですけれど」
「そういえばうちってタイツの娘多いわよね」
かくいうハルカもそうである。ブランデーを飲みながら言う。
「レッシィもそうだしアムもそうだし」
「そういえばそうね」
エクセレンもそれに頷く。
「まあ冷え性にはいいしね」
「何かおばさん臭いですね」
「アクアだって同じ歳でしょ」
「それはそうですけれど」
だがアクアは口ごもっていた。
「何か歳はとりたくないわ」
「おばさんになるだけだからねえ」
エクセレンとハルカはこう愚痴を零す。
「どうしたものだか」
「それはそうとアクアっていつも軍服なのね」
「はい、普段は」
アクアは真面目な声でそれに応えた。
「やっぱり。きちんとしていないと駄目だと思いまして」
「ここはそんな部隊じゃないのに?」
「それでも軍ですから」
彼女は言う。
「本当はあのパイロットスーツよりも普通のパイロットスーツの方がよかったんですけれど」
ここでは顔を赤くさせた。
「何か。あれしかないって博士に言われまして」
「博士!?」
「エルデ=ミッテ博士です」
アクアは答えた。
「ああ、確か連邦軍の技術将校の」
エクセレンはそれを聞いて声をあげた。
「あの人よね」
「御存知なんですか?
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