若葉時代・慰霊祭編<おまけ>
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ても女物だろうが。貴様、女装趣味でもあったのか?」
「私の見立てに何かご不満がありまして、マダラ殿?」
「大有りだ」
ミトが応じたのに、マダラはミトに視線をやる事も無く、私を睨んだままだ。
心無しかマダラはかなり苛立っている様だ。まー、普通に考えればそうだよねぇ……。
自分の格好を見下ろして、軽く溜め息を吐く。可愛い妹の滅多に無い我が儘だったから、腕を通してみたけど、どうにもちぐはぐな感じがして落ち着かない。
こきこきと首を動かせば、嫌な音がした。??ああ。凝ってるなぁ、私の肩。
「それにしてもよく分かったな。扉間以外の人達は、オレが口を開かない限り気付かなかったってのに。写輪眼で確認したのか?」
「馬鹿を言うな。何故オレがそのような真似をせねばならん」
え? じゃあこいつ、見ただけで私だと分かったのか。そいつは凄い。
感心してれば、ミトが不機嫌そうにマダラを睨んでいた。
ミトの視線に気付いたのだろう、マダラも目を眇めてミトを睨みつけている。
間に挟まれた私は??非常に居心地が悪かったとだけ明記しておこう。
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