第七話 お泊り会その一
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れである時は今日みたいにな」
「登校するか路上ライブの現場にそのまま行くのね」
琴乃が美優に尋ねる。自分の左隣にいる彼女に。
「そうよね」
「そうみたいだな。まあその辺りは先輩達か先生に聞いてな」
「それでよね」
「あたしじゃわからないことも多いしさ」
リーダーでも一年は一年だった。それならだった。
「先生に聞くのが一番だよ」
「そうね。そこはね」
「ああ、そういうことでな」
「ゴールデンウィークが終わったら土日もね」
「いい部活だったら有り難いんだよな」
美優はその手を己の頭の後ろに置いて組んでから言った。
「この部活は先生も先輩もいい人達だからな」
「その点は、よね」
「ああ、楽しい土日になりそうだよな」
「部活がいいとそうなのよね」
琴乃もこのことを言う。
「土日も充実していいのになるのよね」
「だろ?けれど逆もあるよな」
「うん、それはね」
あるとだ。琴乃もその場合は暗い顔で否定しなかった。
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