番外編 名門袁家のお嬢様と黄巾の乱
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「で、ですけど・・・・・・、恥ずかし過ぎますわ・・・・・・」
私は紅潮した表情をして、顔を俯き、消え入りそうな声で言いましたわ。
「揚羽は司馬防から初夜の作法の指南を受けるであろうな・・・・・・。劉正礼は揚羽の手練手管により、寵愛を一身に受けるかもしれぬ。そのようなことになれば、妾は麗羽が不憫でならぬ。ううううう」
何進様はわざとらしく涙を流しながら、声高に言いましたわ。
「何進様! わ、わかりましたわ。その取引のみますわ。で、でも、このことは絶対――――――に秘密ですわよ」
私は女の意地から、何進様に指南を受けることにしましたわ。
「心得ておる。この何進にお任せあれ。ホホホホ、劉正礼など私に掛かれば赤子じゃ」
何進様は私の言葉に機嫌の良い表情をして私に微笑みました。
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