暁 〜小説投稿サイト〜
真・恋姫†無双 劉ヨウ伝
番外編 名門袁家のお嬢様と黄巾の乱
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「で、ですけど・・・・・・、恥ずかし過ぎますわ・・・・・・」

私は紅潮した表情をして、顔を俯き、消え入りそうな声で言いましたわ。

「揚羽は司馬防から初夜の作法の指南を受けるであろうな・・・・・・。劉正礼は揚羽の手練手管により、寵愛を一身に受けるかもしれぬ。そのようなことになれば、妾は麗羽が不憫でならぬ。ううううう」

何進様はわざとらしく涙を流しながら、声高に言いましたわ。

「何進様! わ、わかりましたわ。その取引のみますわ。で、でも、このことは絶対――――――に秘密ですわよ」

私は女の意地から、何進様に指南を受けることにしましたわ。

「心得ておる。この何進にお任せあれ。ホホホホ、劉正礼など私に掛かれば赤子じゃ」

何進様は私の言葉に機嫌の良い表情をして私に微笑みました。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ