第十話 五月その十四
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「それでなのよ」
「お水の上でも行けるって確かに」
「便利でしょ。川でも渡れるのよ」
「災害の時とか便利よね」
「地震とかってどうしてもあるからね」
地震を防ぐことは今の人類の科学技術では無理だ。今も戦争以上の脅威であり続けているのが現実だ。
「だからね」
「災害の時も考えて」
「地震起こったら道なんてすぐに塞がるから」
阪神大震災でも東日本大震災でもそうだった。道が壊れ瓦礫で防がれてそれで駄目になってしまうのだ。
「それでお父さんがそう言ってね」
「景子ちゃんもなのね」
「そういう車が普通にあればいいわね」
「そうよね」
こうした話もしながら流鏑馬のことが話に浮かんだ。これもまたプラネッツの五人にとって一つの話になるものだった。
第十話 完
2012・9・28
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