『赤龍帝の籠手』と『大地を引き裂く狼爪』
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ブス女。テメェの腹がバレバレなんだよ、そんな見え見えの話に乗るヤツがいたら見てみたいわっ!」
「………ふふ、ははははは! 下等な人間が調子に乗るんじゃないわよっっ!!」
そう言って、堕天使は急降下攻撃を繰り出してきた。
おそらく人間では反応できないとタカを括ってるのだろう………なら、俺はその傲慢を逆手に取らせてもらう。
俺は爪(エッジ)有りの状態で、クロスカウンターの要領でおもいっきり力を溜めて、タイミングを合わせた。
「しねぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「オラァ!!」
ズパッ!!
パァン………!!
「ぐはっ………?! 全身が切り裂かれた!?」
まず衝撃音よりも何かが切り裂かれる音がしてから乾いた衝撃音が響いた。
衝撃音の方を見てみると、そこには神父共が居て、その半分が真っ二つに切断から細切れ切断としており、壁の方はあまりの威力に壁から崩れてその崩れが天井まで広がり、生き残っていた残りの神父共を襲った。
「………全力は危ないから威力を押さえて使わないとダメだな」
「是非ともそうして貰いたいね。これは恐すぎる」
「………危険」
塔城がボソリと言う。
はいはい、分かってますよ。
そして、堕天使の方を見たら………いなかった。
「アレ? アイツ、ドコ行きやがった?」
「上じゃないかな。天井、穴空いちゃったし」
おいおい、いきなりデートのお誘いを断るとかないわー。
ドタキャンとかやめてよねー。
まぁ、イッセーも奴に“お礼”を言いたいらしいし、アイツに任せるか。
俺達も上に上がることにしようとした時に、魔方陣からリアス達が現れた。
「………ココ、地下のハズよね?」
リアスはいきなり疑問形で訊ねてくる。
俺は逃げようとするが、それを許す筈の無く、いつの間にか朱乃に肩を掴まれていた。
「あら、真ちゃん。ドコに行くのかしら?」
「えーっとぉ………イッセーの所に向かおうと………」
「真ちゃんが逃げずに私達と一緒に行ってくれて、かつこの現状を後で説明してくれたらいいわよ」
「出来れば離してくれるt………「真ちゃん?」………行きます」
朱乃が最近母さんに似てきた。
マズイ、勝てる気しねぇ。
まぁでも、朱乃の胸が腕に当たっているのは役得だし、いいかな。
上はどうなったかなぁ………。
〜真紅狼side out〜
〜イッセーside〜
どうしてだ?
どうして、アーシアが死ななくちゃならない?
彼女が何をやった?
彼女は何もしていないだろう?
「…………まったく化物ね! あの人間は…………あら、そんなところで懺悔でもしてるの?」
「………………………………」
「見なさい、この光を」
手
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