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ハイスクールD×D 紅い神喰狼と赤龍帝
『赤龍帝の籠手』と『大地を引き裂く狼爪』
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撃つ。


ダンッ! ダンッ! ダンッ!


「この悪魔が…………ぁ……!?」
「…………あがががが!!?」
「…………………こ………ぺっ?!」


キミ達、俺が人間だからって無視はいかんよー?
そんなことをする神父たちには鉛玉をプレゼントだ!


「…………真紅狼」
「さっさと行け。…………まだ喋れるうちによ」
「…………悪い!」


イッセーは階段を駆け上がっていく。
それを追いかけようとする神父共、その前に俺は立ち塞がる。


「貴様、そこをどけ!」
「ああ、もうアイツを追い掛けなくてもいいぞ?」
「何を言ってる!? どかなければ、貴様…………「ゴトッ!」…………ごと………は…………レ?」


神父の一人が俺を斬ろうとした瞬間、俺は右手に持っていた短刀で父に嫌というほど染み込まされた“殺人技巧”で首元を一閃。
斬る前にその神父の首が無いまま立ち尽くし、血が噴水のように噴き出る。
今起こった事をまったく読み込めていない神父共と堕天使レイナーレは困惑していた。
実はさー、もう一つ試し切りしたいものがあるんだよねぇ。
初めて神器が発動したその日の夜に、他のも発動出来ねぇかなーと思ってやってたら、発動しちゃってさー。いやー、困った困った。
威力を確かめようにも、良い獲物を探してたら、朱乃に呼び出されたんだよ。


「ほら、喜べよ。はぐれ神父であるアンタ達には、最高の死に場所だろ?」


そう、この場所は捨てられた教会であり、ここは壊した十字架の真下の位置に当たる地下。
コイツ等にとっては最高の死に場所。
だけど、死に方は無残なモノになるけどね!
俺は二つ目の神器を発動させる。


「“大地を引き裂く狼爪”……………発動」


その現象にこの場にいる全員が驚く。


「バカな!?」
「………二つ目の神器………っ!?」
「おかしいぞ、神器は一人一個のハズ………! 同時に二つも持つなぞ尋常な事じゃないぞ?!」


本当は六つだけどね。
まぁ、教える義理はないな、これから死ぬ奴等にはもったいない土産だ。


「真紅狼くん、キミは本当に何者なんだい?」
「“殺人技巧”と銃の扱いに慣れ、魔力の弾幕を張れる“人間”だが?」
「同じ“人間”でも、キミは枠が超えている気がするよ」


失礼な奴め。
すると、上空の方で神器の力を手に入れて恍惚していたアホ堕天使から声が掛かってきた。


「ねぇ、そこの人間さん?」
「あん? なんだ、三流堕天使?」
「さっ………!? ………アナタ、珍しいわね。二つも神器を宿らせることが出来るなんて。どう? 私達の元に来ない? 優遇するわよ?」
「歓迎するなら、もっとマシな話持ってこい、三流………いや、四流
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