蒼騎家にようこそ
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凝視していたな、小僧!』
『だ、だってエロDVDでしか見たこと無い程の見事なおっぱいだったんですよ!? 仕方がないじゃないですか!!』
『問答無用!! こっちにこい、小僧!』
『あ、ちょっ………真紅狼! 助けてくれぇぇぇぇぇ!!』
俺はアイツにちゃんと警告を入れといたし、『何があっても助けない』とまで言ったんだ。だから…………
「俺は助けないぞー。ちゃんと警告しといたのを無視したお前が悪い」
『この……………………外道ーーーーーーーーー!!!』
そのまま、イッセーはお仕置き部屋に叩きこまれた。
「………悲鳴が聞こえないのだけど、大丈夫なのかい?」
「イッセーが居る部屋は、防音対策がバッチリだから聞こえなくて当り前だと思うぞ?」
それを聞いたリアスは焦る。
「ちょ、ちょっとそれは危ないでしょう?! 助けに行かないと………」
「あー、大丈夫大丈夫」
「なんでそんなに余裕なのよ!? このままじゃイッセーが…………!!」
「だから、大丈夫なんだって、落ち着けよ。あのな、蒼騎家最強なのは父さんじゃなくて母さんなんだぜ?」
母さんがいつの間にか、リビングから居なくなっていたので多分、助けに行ったのだろう。
イッセーにとっては助けになるかは分からんが…………
『厳嗣狼さん、そろそろやめてあげてください』
『楓、止めるな! 今ここで…………』
『ハイハイ、やめましょうね♪』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
父さんが一言も喋らなくなった辺り、おそらくアイアンクローが炸裂したな。
『さて、兵藤くん』
『は、はいっ!』
『悪い子にはお仕置きが必要ですよね?』
『はいっ!って――――――え?』
バタン・・・・
扉の閉まる音が聞こえた。
「取り敢えず、父さん、イッセー……………………南無」
俺は手を合わせて、冥福を祈った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・合掌
〜真紅狼side out〜
御後がよろしいようで。
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