神器、発現
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で異常な事はなかったか?』って聞かれたんだってよ」
この部室にいる俺以外の四人は険しい表情になった。
「真ちゃん、それって何時の時間帯だったの?」
「今日の午前2時ぐらいだって、言ってたが、それがどうかしたのか?」
まぁ、俺も昨日の帰りに出遭ったんだけどねー。
四人はなんか準備をした後、俺の方を向いてきた。
「真ちゃん、悪いんだけど、走ってその場所まで来てくれない? 私達は先に行ってるから!!」
「いやいや、お前等の魔方陣とやらで連れていってくれよ!?」
「ごめんなさい、この魔方陣………私の眷属にならないと跳べないのよ。じゃあ、その場所で逢いましょ、真紅狼」
そう言ったリアス達は、勝手に跳んでいった。
「…………泣けるぜ」
俺は旧校舎の窓から飛び出て、家から家へと飛び移りながらリアス達を追った。
〜真紅狼side out〜
〜イッセーside〜
俺が向かった依頼者の家には部長から教わった悪魔祓(エクソシスト)いが居たんだが、その中には昨日の昨日の昼の間に出逢ったアーシアも居た。
「わーお! キミたち、何? 知り合いだったの? こりゃ驚き大革命!!」
そして、アーシアが言語機能が確実にイカレている神父に抗議すると、それが気に食わなかったのかアーシアの横顔を容赦なく殴る。
コイツ………、女の子を容赦なく殴りやがった!
消滅されるのは嫌だけど………アーシアを置いてはいけない。
やるしか………………………ねぇ!!
俺が戦う構えを見せると、神父は口笛を鳴らして笑う。
「おやおや、俺と一戦殺り合うってか? いいねぇ、どれだけ細切れになれるか世界記録に挑戦しようじゃないですかねぇ!!」
その時、床下が青白く光り、魔方陣に紋章が入った。
この紋章はまさか……………!
「兵藤くん、助けに来たよ」
「あらあら、これは大変ね」
「………………神父」
部長達が、魔方陣から出てきた。
「あら、真紅狼にはやっぱ無理があったみたいね。ここに来てないわ」
「え、部長、真紅狼も来るんですか?」
「ごめんなさい、イッセー。まさか依頼者の元にはぐれ悪魔祓いが来ているなんて、知らなかったのよ」
部長は俺を見て介抱してくれた。
その状況を無視して、イカレ神父は斬りこんでくる。
………だが、その刃を木場の魔剣に防がれる。
「悪いがやらせないよ! 彼は僕等の仲間だからね!」
「んーん! 悪魔の仲間意識ってやつですかーー? 萌えちゃうねーー」
言語が完全にイカレてるよ、コイツ。
その言葉を聞いて上から、おもいっきり否定した声が聞こえた。
「何が『萌えちゃうね』だ。萌えねぇよ、馬鹿ヤロウ
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