第七話 お泊り会その十三
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、しかしだった。
「二日酔いだとね」
「もう大丈夫なのね」
「そうなったら」
「今度からね」
こう言って全員で着替えて琴乃の家を出る。そして準備体操をしてから琴乃は里香の背中をぽんと押して言った。
「無理しないでいいからね」
「一生懸命走らなくてもいいの?」
「二日酔いだから」
その残っているものを抜くからこそだというのだ。
「そんなにね」
「そうなの」
「そう。こうした時の運動はあくまでゆっくり」
決して無理をしないというのだ。
「そうするものだからね」
「わかったわ。じゃあ今は」
里香も頷いてそれからだった。五人でゆっくりと走る。そうして風呂に入って酒を抜いてから部活に向かうのだった。
第七話 完
2012・8・30
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