プレリュードその一
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少し大きな声でだ。こうその膨らみに言った。
「起きなさい」
「えっ?」
「もう六時半よ。起きなさい」
「まだ六時半じゃない」
女の子の声でこうした言葉が返ってきた。
「まだ寝られるわよ」
「それは昨日までのことでしょ」
実にクールにだ。母はこうその膨らみからの声に応えた。
「昨日まで春休みだったから」
「あれっ、春休みって」
「昨日で終わりよ」
また膨らみの中に対して言う。
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