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ハイスクールD×D 紅い神喰狼と赤龍帝
手合せ
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「………長い手合せはグダるし、そろそろ幕引きとしよう」


彼はそう喋った後、“火燐”に力を込めて、僕の魔剣を弾き飛ばした。


ガァィン………!!


「くぁ?!」


手が痺れるほどの強烈な衝撃が両手を襲い、数秒間だけ僕は魔剣を持てなくなった。
だが、彼にはその数秒間で充分だったらしい。


「電鋼刹火!!」


――電鋼刹火――


彼は右手に持っている“地禮”と左手に持っている“火燐”を左から右に横に一閃。
僕は避けることが出来たが、次の一撃には対応できなかった。
なんと右手の“地禮”をしまう事無く、そのまま僕の顔の前に突き出してきた。


「……………()った」
「………僕の負けだ」


負けを認めると、彼は“地禮”と“火燐”を再び懐にしまった。


「なかなか良い手合せだったよ、蒼騎くん」
「木場はスピードが主軸の剣士だったから、ちょっとばっかしやりづらかったな。あと、俺の事は『真紅狼』でいい」
「分かったよ、真紅狼くん」


そうして、僕と真紅狼くんの手合せは終わった。
〜木場side out〜


〜リアスside〜
今、二人の手合せが終わった。
どちらも魅せる場所があったが、まさか祐斗が負けるなんて………思ってもみなかったわ。


「朱乃」
「なんですか、部長?」
「真紅狼は他にもなにかやってるの?」
「う〜〜ん、詳しい事は私は知りませんわ」


親しい朱乃ですら、分からないことはあるみたいね。
取り敢えず彼の実力が分かった事だけでも、よしとしましょう!
〜リアスside out〜


彼の事はちょっと注意しておかなきゃ。
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