手合せ
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紅狼で構わん。そう呼べ」
「分かったわ、なら、私の事は………そうね、『部長』もしくは『リアス』って呼んでちょうだい」
「ああ、分かった」
「じゃ、改めて………真紅狼。ちょっと手合せをお願いしたいんだけど、いいかしら?」
真紅狼は怪訝そうな表情で、こちらを疑う。
「何故?」
「貴方の力がどんなモノなのか、気になったから」
「相手は誰よ?」
「祐斗、行けるわね?」
「はい。いつでも行けますよ」
「相手は木場か………なら、俺も剣士として相手してやろうかね」
彼の懐から、二本の刀が出てきた。
「貴方、侍なの?」
「“侍”……“侍”か………ちょっと違うな。俺の本来の得物は“短刀”だが、今は手元にないから、こちらで戦うんだよ。………勘違いするなよ? 先程、俺は『本来の得物は“短刀”』と言ったが、刀も慣れ親しんだ得物だ。俺は状況に応じて戦い方を変えるから、得物も自動的に変るんだ。だから、木場を舐めているわけじゃねぇぞ」
真紅狼は私達に納得させるように聞こえた。
「―――ということらしいけど、祐斗。いいかしら?」
「ええ。僕も“刀”との手合せ経験は少なかったので、戦ってみたかったんですよ」
祐斗も準備オッケーのようだったので、夜まで待った後校庭で始めることにした。
〜リアスside out〜
〜朱乃side〜
夜になり、私達は夜の校庭に出た。
その後、木場くんと真ちゃんはお互い十分な距離を取った後、構える。
「………じゃあ、手合せを始めるけど……真紅狼、本当に照明を付けなくていいのね?」
「照明なんか付けたら、人が来るだろうが。メンドイのは嫌いなんだ。面倒が起こらない様にやるしかないだろう?」
部長は、真ちゃんに再度訪ねていた。
部長の懸念しているところは、夜になると人間では視野が極端に狭まり、逆に私達は“夜”が活動時間帯の為、能力も視野も向上することを心配しているみたいだが、真ちゃんにとってはそんなモノは要らぬ世話だ。
「部長、真紅狼も『要らない』と言ってますし、始めたらいいんじゃないでしょうか?」
「……そうね。では、両者準備はいいわね?」
「「はい/ああ」」
「では…………………………………始め!」
部長の合図が出ても、いきなり互いが動くことは無かった。
〜朱乃side out〜
〜木場side〜
部長の合図があったが、僕は攻められずにいた。
今まで何人もの騎士や素手の相手をしていたが、ここまで間合いが取りづらいとは………
しかも、二刀なんだが構え方が特殊な構え方だった。
普通、二刀流なら両手に一本ずつ持ち、刃は下向きの筈だが………彼の場合、小さなラックを左手に持ち、鞘を固定して刃だけ
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