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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
三十三話〜終幕
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まアジトの中へ連行され、


「Jpm.pdug.jp2mt.ajpang-0*+#*65!?」


最早何語でもない言葉で叫んでいました。


「………生きてるかな?」
「………多分な」


残された私達はそんなアコース査察官の生存を祈っていた。




side ティアナ


「止まった……?」


攻撃を続けていたガジェットが一斉に動きを止めた。


「なのはさん達が上手くやったんだよ!」
「そうね」
「ええ」


ゆりかごを止めるのに成功した、ということね。


「おいおい、だからといって終わりじゃねえぞ、ギンガ、スバル、ティアナ」
「わかってるよ、父さん」


こちらも事後処理をしなければならない。
ぬか喜びしてる暇はないのだ。


「あともう一頑張りよ。いきましょう、スバル、ギンガさん」
「ええ!」
「おう!」




side 士郎


脱出した私達は待っていたヘリに乗り込んだ。
そこでなのはが、


「シャマル先生は?」
「アースラで待機中やで」


シャマルの所在を聞いていた。


「そっか……」
「何かあったんや?」
「ゆりかごの中で士郎君が一回倒れたの。だから心配で……」
「今は何ともない。大丈夫だ」


そう言ってやるが、


「駄目や。ちゃんと検査受けるんや。これは部隊長命令です」


はやてにそう言われる。さらに、


(それに、なのはちゃん泣きそうやで?ここで受けない、何て言ったら泣かれるかもしれんなあ〜)


と、ニヤニヤしながら念話を送ってきた。


「……わかったよ。受けるさ」


と、こちらから折れることにした。
こちらの世界の検査などは受けたことがないが、これ以上心配させるのはよくない。それに、シャマルが担当ならば魔術関係については大丈夫だろう。


「そう言えばヴィヴィオは大丈夫なんか?」
「今は寝てるけど、このまま聖王病院に連れて行くからひとまずは大丈夫かな」
「そうなんか」


事件は終わった。しかし、それは先送りにしていた問題に向き合う時が来た、と言うことでもある。
私はどうすべきだろうか……
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