十二話〜少し、お仕置きをしよう〜 3月24日修正
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なければ問題はないさ。
そしていつものメニューを済ませて、寝ようとした頃。
『……! マスター。ジュエルシードが見つかりました』
「そうか。今日は少し急ぐぞ。一旦戦況を確認しようと思う」
フェイト側にリニスがいるのだから少し変化が起きている可能性もある。
発動場所の近くに来ると、既に戦闘は始まりかけていた。
……なんだろうか。
フェイト陣営と高町陣営のメンバーを確認してみようと思う。
まずはフェイト陣営。
金髪少女のフェイト・テスタロッサ。
フェイトの使い魔である狼のアルフ。
現在は俺の使い魔となっている山猫のリニス。
そして、リニスの肩こりの原因となっている幽霊のアリシア。髪を逆立てて威嚇している。主にキラキラ転生者に対して。
後は、現在進行形で佛坂と戦っている、黒いコートとバイザーで正体を隠している青年……か?
対する高町陣営。
高町はキラキラ三人衆からは一メートル離れている。どうやら苦手意識がある様子。幼い頃に洗脳されたことがやはり原因なのだろう。
白い魔王こと高町なのは。
他称淫獣のユーノ・スクライア。
銀髪青目の神白鋼。
金髪赤目の津神王牙。
金髪オッドアイの佛坂神。
まんまアーチャー、英雄衛宮の姿を模した縁司(えにし つかさ)
……随分とまあ、過剰戦力だことで。
っていうかあんたらいいのか。子供は既に寝る時間なのだが。
まあ、それを言ってしまえば俺もそうなるわけだけど。
しかし、なるほど。リニスが最近忙しそうなのはこれが理由か。
俺が考えをまとめ終えるのと同時に、なのはとフェイトの会話が終わり、ユーノがアルフを転移魔法を使うのを合図に始まる戦闘。
「絶対に理由を聞かせてもらうんだから!!」
「「「モブ野郎には死を!!」」」
フェイトは高町と戦い始める。
キラキラ三人衆は顔を見合わせてニヤリと笑い、黒コートの青年に対して一斉に声を揃えて襲い掛かっていった。
同盟でも組んで邪魔者を消そうという魂胆なのだろうか。
他のメンバーとは違い、明らかな殺意をその目に宿している。
そして縁は何も無い空間から剣を取り出し、リニスへと襲い掛かるが、その顔にはニヤニヤと下卑た笑みを貼り付けている。
これは、少しフェイト側がやばい状況なように見える。
フェイトと高町は特に殺意は無いため問題なし。そもそも二人とも非殺傷設定にしているはずだから少なくとも死ぬことはない。
あの黒コートの青年も……特に問題は無い、と思いたい。
立居振舞から見るに余裕そうだから多分放っておいてもよさそうだが、殺さないかが心配だ。
特に、金髪津神の【王の財宝】には注意しておきたい。中身
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