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ハイスクールD×D 紅い神喰狼と赤龍帝
いつも通りの朝
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、一緒に買い物言った時にこういう話になったんだけど………朱璃も『朱乃は真紅狼くんに貰って欲しいわ〜』って言ってたのよ?」


えぇ〜。
俺達の知らない所で話を進められても困るんだが………
その時、母さんのお仕置き部屋から戸の開く音が微かに聞こえた。
すると、母さんは………


「厳嗣狼さん〜〜〜、逃げだしたら五倍ですよ〜〜〜?」


バタン………!!


再び閉まる音が聞こえた、しかもかなり強く。


「じゃあ、真紅狼、朱乃ちゃん、学校に遅れるからもう行きなさい」
「分かったよ。………母さん」
「何かしら、真紅狼?」
「………ほ、程々にね?」


母さんは手を頬に当て微笑しながら………


「ええ、“程々”にしますよ………フフッ♪」


こりゃ、終わったな。
そして俺達は学校に向かっていった。
向かっている最中、断末魔が聞こえた様な気がした。
〜真紅狼side out〜


〜楓side〜
真紅狼が朱乃ちゃんと学校に向かったのを確認した後、お仕置き部屋に向かった。


「さて、あなた………覚悟はいいですか?」
「………朱乃ちゃんが来てたのか?」
「ええ。来ていましたよ」
「真紅狼に告げなくて、良かったのか?」
「朱乃ちゃんが“人ならざる者”だと言う事ですか? 真紅狼も薄々気が付いていますよ。何せ、私達の子ですよ?」
「そうだったな………。これは余計な心配だったな」


その時、厳嗣狼さんの手元に木箱があった。
まさか………


「厳嗣狼さん。真紅狼に、『七ツ夜』を渡しましたか?」
「えっ………あっ!!」


どうやら、忘れていたらしい。
この人はどうして、こう………たまにやらかすのかしら。
まぁ、帰って来てから渡すとしましょう。
取り敢えず、するべき事をしないと!


「厳嗣狼さん、これを見てください」


厳嗣狼さんの前に置いたのは、厳嗣狼さんが切り裂いた真紅狼の枕だった。


「これが、どうかしたのか?」
「これは、私が真紅狼の為に買って来てあげた物なんですよ? それをこんなに切り裂いちゃって………………覚悟はよろしいですね?」
「あ、ちょ、ちょっと待ってくれ! し、しらなk…………アッーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


私はいつも通りに弾幕を放った。
〜楓side out〜


〜朱乃side〜
真紅狼と共に歩いて学園に向かっているが、未だに先程の話のせいで顔が若干赤い。


「………お…」


母様もそんな話をしていたなんて………、帰ったらどこまで話したのか聞きださないと!


「おい、朱乃!」
「ひゃう! な、なに、真ちゃん?!」
「先程から呼んでいたのに、気
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